日本で最も登山しやすい3000メートル級の山

少し知識と経験がついたら、3000メートル級の高山の登山にも挑戦してみましょう。
初心者は3000メートルと聞いて無理だと思いがちですが、簡単に登れる山もあるのです。
日本で最も登山しやすいと言われる3000メートル級の山は、飛騨山脈(北アルプス)の南部にある乗鞍岳(主峰の剣ヶ峰:標高3025.6メートル)です。
乗鞍スカイラインで畳平バスターミナル(標高約2700メートル)までバスやタクシーで簡単に行けるため、「ハイヒールでも登れる山」と言われています。
(※開通期間はマイカー規制が行われているため一般車両は通行できません。)
バスを降りてすぐそこの畳平のお花畑にはライチョウも現れます。
高山の夏はとても短いですが、そこにしかない貴重な高山植物を見ることができます。
チングルマ、コイワカガミ、キバナシャクナゲ、ミヤマキンバイ、クロユリ、コマクサ、イワギキョウ、ヨツバシオガマなど高山ならではの自然を堪能できます。
乗鞍岳は5月半ばから10月末までしか乗鞍スカイラインが開通していません。冬季は閉鎖されてしまいます。
高山植物の宝庫、乗鞍岳に是非一度登山に訪れてみてはいかがでしょうか。

乗鞍岳 権現池
乗鞍岳剣ヶ峰への登山道から見える権現池。10月半ばの写真だがすでに水面が一部凍っている。

登山のマナー

登山道で人とすれ違うとき

登山道で人とすれ違うときは、軽くあいさつを交わしましょう。
幅の狭い登山道を下っているときに登ってくる人とすれ違う場合は、登りの方に道を譲りましょう。
下っている場合の視界は広いですが、登っている場合は足元だけを見て視界が狭くなりがちなため、登りの方に譲るのが一般的てす。
道を明けてもらった場合はしっかりお礼を言いましょう。

環境保全

大切なのは今自分が歩いている山・そこから見える美しい風景への感謝の気持ちを忘れないということです。
その気持ちさえあれば環境のためのマナーなど深く考えなくても後から付いて来るものです。

  • 登山・トレッキングでは登山道を外れて歩くことのないようにしましょう。
    遭難を防ぐためでもありますが、貴重な山の植物を傷つけないためでもあります。
  • 自分が出したゴミは必ず全て持ち帰りましょう。
  • 植物を掘り出したり持ち帰ったりしないようにしましょう。
    はじめてみる花、貴重な高山植物はその場で大切に愛でてください。その花はそこにあるからこそ美しいのです。