必要な登山用品・基本編
登山靴(トレッキングシューズ)の選び方
まず最初に必要なのが登山靴(トレッキングシューズ)です。
普段使っている靴やスニーカーはあくまで平地で使用するもの。
登山・トレッキングには向いていません。
足首をしっかりと固定し、小石や砂の入りにくいハイカットのもを選びましょう。
登山靴(トレッキングシューズ)には、ナイロン製の軽登山靴、革製の重登山靴、雪山用登山靴があります。
値段は1万6千円~5万円ほど。
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ナイロン製の軽登山靴
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軽くて履き心地がソフト。とても歩きやすい。
ただし、雨に弱く耐久性はあまり高くありません。
防水透湿性素材のゴアテックス内臓であっても、縫い目から雨が浸透してきます。
積雪期の山にも向いていません。
晴れの日の春山・夏山・秋山登山に使用する靴です。
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革製の重登山靴
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軽登山靴に比べて重い。(革の量が多いほど重さが増します。)
硬めで足に馴染みにくいですが、雨に強く耐久性に優れています。
雪山も使えるため、オールシーズンをこの一足の重登山靴でまかなえます。
靴底が厚いものほど着地の衝撃が吸収・軽減され、足への負担が減り疲れにくくなります。
値段は軽登山靴に比べて高いですが、丁寧に手入れしていれば10年20年と使えます。
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登山用ソックス(靴下)
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登山用ソックスは足底への圧力を分散させ、足の摩擦を減らし体力の消耗を減らしてくれます。
登山靴を買う場合は、必ず登山用ソックスの厚みを計算に入れてください。
ソックスは季節によって履き分けすることになります。
夏用の吸汗即乾性の高い薄手と、冬用のウール製の厚手では明らかに厚みが違います。
靴を選ぶ際は、お持ちのソックスの中で一番厚手のソックスに合わせた登山靴を選んでください。
大きいサイズの登山靴を買った場合は靴下の厚みや枚数でフィット感の調整ができますが、小さいサイズの靴を買ってしまっては調整ができず特に冬山で困ります。
服装・登山用品の選び方
登山・トレッキングでは沢山の汗をかきます。
汗をかいたまま放っておくと体が冷え、どんどん体力を奪われます。
山では、汗だけでなく急な天気の崩れによる雨で濡れる事もあります。
雨で気温の下がった山を冷えた体で歩くほど怖いことはありません。
出来るだけ吸汗即乾性のある服を選びましょう。
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シャツ
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綿の服はやわらかく着心地が良いですが、汗で塗れても乾くまでに相当な時間がかかります。
登山では吸汗即乾性のある化学繊維の服を選びましょう。
夏は当然半袖!と思うかもしれませんが、狭い登山道や背の低いヤブを長時間歩くことになる場合は植物の葉で腕をケガをする場合もあります。
半袖にこだわらず、長袖を買うのも一つの手です。
最近では抗菌防臭素材を使ったシャツも数多く売られています。
汗や皮脂の臭いが気になる方にオススメです。
下着は特に吸汗即乾性のある化学繊維で乾きのはやいものが好まれます。
ウィンドブレーカーや薄手のセーターを携行すると、標高差のある山の登山でも安心です。
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ズボン
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初心者がしてしまいがちですが、登山にジーンズは絶対禁物です。
綿は水を含むと保温性を失い体を急激に冷やします。
シャツと同様、吸汗即乾性のある化学繊維のズボンを選びましょう。
ズボンは朝露や夜露で濡れる事もあるため、撥水性のあるものも好まれます。
ズボンで大切なのは、転んだり擦ったりしても耐えられる丈夫さと動きやすさです。
ストレッチ素材のズボンは足を動かしやすく重宝します。
裾が紐で縛れるタイプのものは小石や砂の進入を防いでくれます。
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帽子
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登山中の熱中症の予防や紫外線・木の枝などから頭を保護するために必須です。
キャップ型とハット型があります。
キャップ型は雨の日の雨具のフードの下にかぶることができます。
ハット方は頭全体を直射日光・紫外線から守ります。
透湿性素材を使った雨の日も使える蒸れにくい帽子が人気です。
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雨具(レインウエアのジャケット・ズボン)
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激しく動き回る登山では、耐水性・耐久性と透湿性が高いレインウェアが必要です。
雨具だからといって耐水性があるだけで良いというわけではありません。
透湿性(湿気を外に発散する機能)が高くないと、汗でウェアの中がベタベタになり、雨でぬれたのとかわりがなくなってしまいます。
ナイロンやビニール・エントラント・ゴアテックスなどの素材がありますが、ゴアテックスに勝るものは今のところ有りません。
メーカーによって着やすい工夫や水の逆流を防ぐ工夫、汗がたまらないための工夫など様々な特徴があります。
登山洋品店の店員に相談してみましょう。
- スパッツ(雨具)
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登山靴(トレッキングシューズ)に水や雪、砂が入らないように足首を覆うカバーです。
足首だけを覆うショートスパッツと足首から膝下まで覆うロングスパッツがありますが、オススメはロングスパッツです。
スパッツ無しでは、雨の日にレインウエアのズボンを履いていたとしても靴に水が入ってしまうことが多く、冷えや体力の消耗を招いてしまいます。
スパッツは雨と同様に雪にも効果があるため、雪山にも使えます。
ただし、アイゼンを使用するほどの雪山の場合は雪山用スパッツを使用したほうがよいでしょう。
- ヘッドライト(ヘッドランプ)
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通常の懐中電灯は手で持つため、手がふさがってしまいますが、ヘッドライト(ヘッドランプ)は頭につける懐中電灯のため手が自由に使えます。
通常の登山ではもちろん洞窟や雪渓の下、薄暗い森林を歩く時などに使用します。
最近ではLEDタイプの消費電力が小さく明るいものもあり、軽量でコンパクトで便利です。
- ザック(リュックサック)
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登山に必要な荷物を全て入れて背負います。
重さに耐えられる丈夫なザックが必要です。
ポケットが多いか少ないか・一気室か二気室かなど好みにあったものを購入するとよいでしょう。
リュックの形状に関しては、自分の体にフィットするもの・フィットしないものが必ず存在します。
初心者は自分だけで判断するのではなく、必ず登山用品店の店員に相談してみてください。
体に合うかを調べるポイントは、「腰に締めるベルトがしっかりとフィットするか」「背中にぴったりとフィットするか」などです。
- 春山・夏山・秋山で必要なザックのサイズ
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- 日帰り:20~30リットル
- 山小屋で一泊:30~50リットル
- テントで一泊 or 山小屋で一泊:50~60リットル
- 冬山で必要なザックのサイズ
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- 日帰り:30~40リットル
- 山小屋で一泊:40~60リットル
- テントで一泊:70リットル以上
- ザックカバー
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ザック全体を覆う雨よけのカバーです。
どんな天候の場合でも持参する登山の必需品です。
雨の天候の時だけでなく、平常時からザックカバーつけておくことでザックの汚れを防ぐという使い方もあります。
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登山用手袋
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軍手、防寒用手袋、レイングローブなど種類はさまざまです。
夏の暑い時期でも、手を使わないと登りにくい高低差の激しい岩場やヤブの中で意外と手袋は重宝します。
丈夫な素材のものも沢山あります。シーズンによって使い分けましょう。
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トレッキングポール
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トレッキングポールは登山で使う杖です。
歩く際の足の負担を手にも分散させることで、長時間の歩行による足の筋肉や膝・腰の疲労を緩和し、転倒を防ぎます。
年配の方の関節の筋肉や骨への負担を減らす効果もあります。
トレッキングポールは登山用品としては必須アイテムではありません。
普段はポールを使わずに足腰を鍛えておいて、難易度の高い山でのみサポートとして使う人も多いようです。
トレッキングポールには比較的平坦なコースを歩くのに適しているT字型と、両手にそれぞれ持つことでバランスを崩したときの対応が早くできる
I字型(起伏にとんだ地形に対しても有効)があります。
- 熊よけ鈴・ラジオ・ホイッスル
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登山ではいつ熊と遭遇するかわかりません。
滅多なことでは起こりませんが、音のするものを身につけて熊との遭遇を未然に防ぎましょう。
熊と遭遇した場合は、熊を出来るだけ刺激しないように少しずつ後ずさりするように逃げましょう。
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